「いつか王子様が」と思っていたらアラサーになっていた

こんにちは。婚活戦士の愛野れいかです。

今回は、自己紹介を兼ねて、婚活するに至った経緯をお伝えしたいと思います。

 

わたしは、都内に住む一般的なOLです。 

 

一般的な家庭に生まれ、元気に健康にすくすく育ち、それなりに苦労もしたけれどなんとか受験も乗り越え、就職氷河期といわれる中なんとか総合職で就職し、税金を納め、自分の稼いだお金で東京で一人ぐらしをして、日々慎ましく暮らしています。

もちろん自分の環境はとても恵まれていると感謝していますし、それなりに努力もしてきました。 

 

自慢ではなく、そんな風にわたしはおよそ30年の間、まわりから浮くこともなく、非行に走ったりレールから大きく外れることもなく、ふつうに、一般的に、なんなら平均よりちょっといいんじゃないのと自負するくらいには”真面目に”、生きてきました。

 

また、私は”女の子”たちの多くが触れてきたものにどっぷり浸かって育ちました。

シルバニアファミリー、リカちゃん、ディズニー、セーラームーンおジャ魔女どれみ、ちゃお、りぼん、なかよし、マイバースデイ、ピチレモン、ニコラ、セブンティーン、JJ、ViVi、CanCam・・・

特にわたしはプリンセスが出てくるディズニー映画や少女漫画が大好きで、幼い頃は、「いつか王子様が」と夢見ていたし、少女漫画のヒーローみたいな男の子と素敵な恋をして、キラキラした毎日が待ってるんだ!!と思っていました。

(余談ですが…特に好きだったのはハンサムな彼女の一哉、ベイビイラブの柊ちゃん、恋愛カタログの高田君、ジャンヌの稚空、グッドモーニングコールの上原くんなど挙げたらきりがありません。。(このへんは王道だけど…)語りたい…)

 

そうして、日々勉強や仕事や友達と遊んだり漫画や雑誌を読んだりして毎日を楽しく過ごしているうちに、気がつけばなんと私はアラサーになっていたのです。

 

 

「あれ??私のプリンス・チャーミングは??」

 

 

周りの友人たちはいつの間にか結婚したり子どもができたりしていましたが、「もうハタチかー」とか「もう4女かー」とか「25だアラサーになっちゃったー」とかキャーキャーしているうちに、いつの間にか、本当にいつの間にか時間が経っていたのです・・・。モモに盗まれたかな?と思うほどです。

 

同時に、いつの間にかまわりから”良い男性”がいなくなっていることに気が付きました。

大学時代までは普通に周りにいた(ような気がする)、入社時には普通に周りにいた(ような気がする)、普通に楽しくて良い旦那になりそうな、でも当時は「うーん、●●くんとは友達でいたいよねー」と上メセに批評してスルーしていた”普通のいい人”たちが続々と大学の後輩やら会社の同期とやらと結婚していったのです。

 

そうして私はようやく、「プリンス・チャーミングも、稚空も上原くんもこの世界にはいないんだ・・・」ということに気づきました。遅いですね、はい。

 

今回この話を書いたのは、きっと、婚活している女性の中には同じような人がたくさんいるのではないかなと思ったからです。

普通に、真面目に、頑張って暮らしてきて、だから周りと同じようにするっと結婚できると思っていたけれど、ふと、あれ、なんで私一人なんだっけ?と思ったり、出会いなんてたくさんあると思っていたけど、いつの間にか合コンの数が減って、まわりが落ち着きだして、一人取り残された気分になったり。。。え、私今まで真面目に生きてきたのにおかしくない?!普通に素敵な男性と幸せになってしかるべきじゃないの?! 

 

・・・当時わたしにはいわゆる3Bの彼氏がいて、だからこそ焦っていなかったのだと思います。彼と一緒にいるのは楽しかったけれど、真剣に結婚を考えたときにどうしても未来が想像できなくて、別れを決断しました。

周りの友人でも、いずれ結婚したいと思ってはいるが現時点で焦ってない子たちは、「結婚は考えられないけど惰性で続いている彼氏がいる」「セフレに不毛な片思いをしている」「不倫している」のいずれかにほぼもれなく該当していますね。

とはいえ「少女漫画みたいな恋がしたい」という思いを成仏させてくれたのは彼なのでとても感謝しています。

それから、当時は失礼ながら「サクっと結婚した」と思っていた子たちも、実際は沢山悩んだり、努力したからこその結果であって、実際は全然サクッとじゃないんだよね。みんなみんな頑張っているんだよな、と思えるようにもなりました。だから既婚VS未婚とか本当に不毛で既婚だから偉いとか未婚だから偉いとかそういうのは一切なくて、みんなそれぞれ素晴らしい。でも当時はなんか勝手に卑屈になってしまっていました。

 

 

そんなこんなでちょうど2年前のこの時期。

私は「婚活」することを決意したのです。

 

当時は、「まあちょっとアプリとか婚活パーティー行ったらすぐ彼氏できるでしょう」「親が喜びそうな真面目な彼氏ゲットすれば1年くらいでスムーズに結婚できるだろう」と甘く考えていました、、、。ああ、当時の自分を殴りたい。。。

 

<今回のまとめ>

・時の流れは無情。

・真面目に生きてるだけでは上手くいかないこともある。

・プリンス・チャーミングはいない。

・不毛な恋愛は断ち切る。

・これまで頑張って生きてきたんだから、絶対幸せになれると信じる。

 

それではまた次回!